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2018年前半観劇感想①

前回のブログで書いた、2018年前半で観劇したミュージカルの感想①です。

 

maru00coro2.hatenablog.com

 宝塚歌劇に19歳ではまってから、ミュージカルを定期的に観劇しています。

観劇するには遠方に住んでいるので、頻繁には観に行けませんが(周りからしたら十分頻繁だと思いますが)、本当にミュージカルは美しくて、楽しいです。

 

(体験したことがない方は一度味わっていただきたい。)

 

2018年のミュージカル初めは宝塚歌劇団 花組ポーの一族だったのですが、その次にみたのは

 

宝塚歌劇団月組 カンパニー/BADDY と帝国劇場 1789でした。

宝塚歌劇のカンパニー/BADDYは次回にして、今回は帝国劇場で上演された1789について語りたいと思います。


『1789 -バスティーユの恋人たち-』2018舞台映像版PV

ロナンとオランプ、マリーアントワネットはダブルキャストなのですが、

私はロナンを小池徹平、オランプを夢咲ねね、アントワネットを龍真咲の回で観劇しました。

小池徹平さんの声量に驚き、夢咲ねねさんのヒロインとしての華に驚き、元宝塚トップスターだった龍さんの女性っぷりに驚きと驚きづくしでした。

小池さんは男性として小柄で、夢咲さんは女性としてスラリとした長身の方なのですが、夢咲さんの宝塚で培われた娘役力で小池さんと並ぶときは夢咲さんのほうが身長が低く、そして小柄に見えました。

身長ではアンバランスな二人ですが、並ぶと組み合わせはぴったりで唐突にお互い恋に落ちるのが納得できる演技でした。

 

マリーアントワネットを演じた龍さんはとにかくかわいいの一言。

最後、革命から逃げずにルイ16世と添い遂げると伝えるシーンでは、これから先の不安を感じつつも、家族といる幸せを感じている演技に感動しました。

(※同じシーンの増澤さん演じるルイ16世の表情の変化にも泣かされました)

 

 

 

 宝塚歌劇に慣れてしまうと、男性が出演するミュージカルに違和感を抱くことがあるのですが、1789は男性が演じるからこそ生まれる迫力、リアルさがありました。

1789は宝塚歌劇団も上演したことがあるのですが、そちらは豪華絢爛、キラキラしていたの対し、帝国劇場の1789は迫力があり、革命を起こす力を感じました。

 

(実は宝塚が初演、そして主演がアントワネットを演じている龍さん) 

クロバットなダンスシーンもあり、音楽には興味がないな、と思う方も楽しめる作品だったと思います。

 

 個人的に宝塚歌劇団のマリーアントワネットの登場シーンが大好きなのですが、帝国劇場の登場シーンもわくわくしました。

 

ヴェルサイユ宮殿での仮装舞踏会を宝塚版ではトランプを、帝国劇場では花とその周りに集う虫をモチーフにした衣装だったのですがどちらもかわいくて素敵です。

 

フランスでのオリジナルはさらにアントワネットの登場シーンと衣装がどきどきわくわくするので、興味がある方はぜひ調べてください。(いつかオリジナルを観劇するのが夢です)

 

そして!!!

1789は楽曲がすばらしいのでぜひ一度聞いて頂きたいです。

どれが1番いい!!とは選べないので、特にお気に入りの楽曲を並べてみました。

 

サ・イラ・モナムール

パレ・ロワイヤル

夜のプリンセス

世界を我が手に

声なき言葉(日本は宝塚歌劇版のみ)

革命の兄弟(日本は帝国劇場版のみ)

 

 

公演では吉野圭吾さん、岡幸二郎さん、坂元健児さんが脇で舞台を締めていて、本当によかったです。 

(一括りにしちゃいけないほどの大御所の方々ですが、私の文章力を持って素晴らしさを伝えられないのですみません)

 

1789観劇での感動を私の稚拙な文章では表しきれませんが、とにかく1789いいです。

 

 感想というより、おすすめになってしまいましたが、現在、博多座で7月30日まで上演中なので機会があればぜひ観劇してみてください。
(もしくは、再再演した際に)