久しぶりに本を読んで……
日曜日がもうすぐ終わります。
大学に通っていた頃は平日、土日祝日関係なくバイトやサークル、ゼミナール活動があったので、土日がお休みという感覚はありませんでした。
社会人の今は土日の大切さを感じながら、働いております。
(週休2日制、しかも2連休って本当に大切だと思います。もちろん、お休みが多いほうが嬉しいですが……)
しっかり休んで、明日から一生懸命働きたいと思います。
突然ですが、今週の休日は久しぶりに本を読みました。
久しぶりに本を読んで感じたこと、それは「やっぱり読書って楽しい!」ということ。
私の休日は意味もなく時間を浪費して終わることが多いので、久しぶりに有意義な時間を過ごせてよかったです。
ちなみに読んだ本は高田郁さんの「銀二貫」。
2014年に林遣都さん主演でNHKでドラマ化されていたようです。
実はこの作品を手に取ったのは、趣味の宝塚歌劇がで舞台化されたのをDVDで観たのがきっかけで、
「なんて素敵な話なんだろう、原作が読みたい」と思い、半月ほど前に本を購入しました。
しばらく私の積読の一つになっていたのですが、「高校生の自分に読ませたい本」のブログを書いて、「久しぶりに読書したいな」と思い、ようやく今週のお休みに手に取りました。
読書のお供コーヒーを飲みながら読書を開始し、2時間ほどで読み終わりました。
物語は江戸時代の大坂が舞台です。
寒天問屋 井川屋の主人和助が天満天神宮へ寄進に向かう道中で、武士の仇討に遭遇します。
刀で斬られた瀕死の武士を、その息子 鶴之輔が必死にかばう姿を見て、和助は寄進する予定だった銀二貫でその仇討を買います。
父が亡くなった鶴之輔は武士の未来を捨て、井川屋の丁稚として奉公することとなります。
「銀二貫」は銀二貫で命を和助に救われた武士の子鶴之輔が井川屋丁稚 松吉として、井川屋で働き、成長していく物語です。
時代小説のカテゴリに入るらしいのですが、とても読みやすく、時代小説を読んだことがない人でも、現代小説と変わりなく読み進めることができると思います。
気づいたら、涙を流している、心があたたまるそんなお話です。
高田郁さんの作品を読んだのは初めてだったのですが、違う作品も読んでみたいなあ、と強く思いました!
次はみをつくし料理帖シリーズを読んでみようかな……。