自分の子どもにすすめたい本
みなさんは親から本をすすめられたことがありますか?
私は1冊だけ、母からすすめられた本があります。
『ああ、無情』
この名前でぴんとくる方は少ないかもしれませんが、『レ・ミゼラブル』という名前ならご存じの方も多いのではないでしょうか。
中学時代に上下巻ある何ページあるんだ?と分厚い本を図書室から借り、読み始めた途端物語の世界に引き込まれ、ページをめくるのを止めることができず、家族が寝静まった中隠れて読み続けました。
もし自分に子どもができたら、あの感動を一度味わってほしいな、と思っています。
(読書だけに関わらず、スポーツや芸術、そしてゲーム。夢中になれるというのはとても良いことだと思います。)
今回のブログは、
もし私が母と同じように子どもに本をすすめるなら……これをおすすめするという本2冊を紹介します。
まず、1冊目。
これは子どもというより、娘ができたら読ませたいなと思う本。
それは皆さんご存知の『赤毛のアン』です。
- 作者: ルーシー・モード・モンゴメリ,Lucy Maud Montgomery,村岡花子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/02/26
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私は小学生3年生の時にこの本に出会いました。
大人になってからこの本を読むのもとても素敵ですが、やはり少女時代に想像力豊かでチャーミングなアンに出会い、彼女が名づけた「輝く湖水」、「恋人の小路」、「お化けの森」を自分の想像を広げて読んで欲しいなと思います。
有名な児童文学の一つですが、意外にも『赤毛のアン』に続編があることを知らない人が多いです。
アン・ブックと呼ばれる9冊の本とアンの周りの人々についての短編集2冊が出版されていますが、私はなかでも『アンの青春』、『アンの愛情』がとても好きでした。
- 作者: ルーシー・モード・モンゴメリ,Lucy Maud Montgomery,村岡花子
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『アンの青春』はアンが成長していく様子が彼女を取り巻く人々からわかりますし(双子のデイビーとドーラや教え子のポールがとてもかわいくて)、
アンの大学生活や恋愛、社交について描かれた『アンの愛情』はアンの恋愛模様にどきどきしました。(ギルバートではなく、ロイという男性とお付き合いしたり)
『アンの青春』、『アンの愛情』の物語の終盤がとても好きで、一つずつ大人になっていくアン達が本当にいとおしいです。
登場人物としては
特にアンの赤毛をからかう(後の夫になる)ギルバート・ブライスとアンを引き取る養父マシュー・カスバートが大好きでした。
赤毛のアンシリーズを読んで
マシューのアンに対する愛情に感動してほしいなと思いますし、
ギルバートのアンに対する恋心ににやにやしてほしいなとも思います。
もし娘ができたら、おうちの本棚にそっと置いておきたい1冊です……。
2冊目は『ハリーポッターと賢者の石』です。
- 作者: J.K.ローリング,J.K.Rowling,松岡佑子
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 1999/12/01
- メディア: ハードカバー
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只今、映画館でハリーポッターシリーズのスピンオフシリーズ『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が公開されていますね。
(小学生の頃、主人公ニュートが著した(設定の)教科書『幻の動物とその生息地』を買ってもらいました。このシリーズの映画化が決まったとき、とても懐かしい気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいになりました。)
ハリポタファンからするとファンタビもかなり面白いですが、やっぱりハリーポッターシリーズ1作目をぜひ読んでほしいです。
『ハリーポッターと賢者の石』は魔法使いたちの世界をとても魅力的に描かれていて、小学生(ハリーと同じ年代10歳や11歳がいいかも)でこの本を読むと、本を読んで想像する楽しさやハリー達と一緒にどきどきする楽しさを経験できると思います。
こんな長い文章なんて読めないと思う場合は
映画を一緒に観て、少しずつ本を読み進めていくのが効果的かなと思います。
(映像が頭に入っているととても本が読みやすくなります。私の場合映画を見た後に父が読み聞かせをしてくれたのですが、途中で読み聞かせをやめてしまい、続きが気になって気になって必死に知らない漢字と格闘しながら読み、本を読む楽しさを知りました。)
もし私が子どもと読むなら、本を読んだ後に物語で出てくるお菓子を考えてつくったり、買ったりして食べてみるのもいいかもしれないな、と思っています。
誰もが知っている児童文学のベストセラー2冊を私が自分の子どもにすすめたい本として紹介しました。
ハリーポッターシリーズは私の年代だとかなりの人が読んでいますが、出版されて20年近く経ち、読んでいる子は昔ほど多くないので、今の小学生にぜひ読んでほしいなと思います。
主人公の年齢と同年代で読むと、物語へ没入しやすくなりますし、主人公に共感して楽しく読めると思うので……。
また自分の子どもにもそのわくわくを味わってほしいです。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
もしも子どもがいたらと私の想像力を働かせて書きましたので、中身のない文章になってしまいましたが、ご容赦ください。